宮城県VCからのお知らせ
令和2年7月豪雨について
令和2年7月3日からの引き続く大雨では、西日本及び九州各県で甚大な被害が生じました。またその後7月25日の埼玉県三郷市の竜巻、7月28日からの東北地方での大雨により被害が拡大しています。これらの災害を含めた被害は、8月4日現在で全国34県に及び、人的被害114名(死者82名、行方不明4名、負傷28名)、住家被害17,898棟(全壊272棟、半壊579棟、一部破損914棟、床上浸水7,756棟、床下浸水8,377棟)が報告されています。
新型コロナウイルス感染が懸念されている現在の状況下では、災害ボランティア活動を進めることで、感染を広げてしまう恐れがあります。
そのため、今回の災害における今後のボランティア活動については、県及び被災市町村の意向をふまえ、被災地の状況や情報をよく確認のうえ参加するようにしてください。
なお,現在,九州・東北の災害ボランティアセンター共通して,新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から県外ボランティアは募集しておりません。直接のお問い合わせやボランティア活動はお控えいただきますようよろしくお願いいたします。
○義援金について
義援金につきましては,中央共同募金会や日本赤十字社,被災自治体等で義援金の募集を実施しております。義援金は被災者へ配分され,支援金は被災地で支援活動を行うボランティアやNPO,NGOの活動資金として活用されます。
・宮城県共同募金会ホームページ
・日本赤十字社ホームページ
○支援物資について
被災地は混乱状態にあり個人からの支援物資は受け付けていない状況です。被災地に,個人から多くの物資が送られますと,量の多さや物品の仕分けの困難さ等でせっかくの善意がかえって,被災地に大きな負担をかけることになる恐れがあります。受付が開始された場合でも,被災地が必要としているものを必要なタイミング・場所へ送ることができる場合に限り,送付するようお願いいたします。
現在の災害ボランティア情報等については,2020(令和2)年7月豪雨 特設ページ(https://www.saigaivc.com/202007/)を御確認ください。
【終了】台風第19号(第1報)
また,台風19号に伴う災害により,宮城県14市20町1村に災害救助法の適用が決定されています。(内閣府 10月13日12時発表)
今後も情報が入り次第,必要に応じてこちらのホームページでお知らせいたします。
詳細については,各社会福祉協議会ホームページも併せてご確認下さい。
内閣府「防災情報のページ」 http://www.bousai.go.jp/
宮城県内の状況
大崎市社協
・「災害ボランティアセンター」設置にむけて準備を進めております。詳細については,大崎市社協ホームページも併せてご確認下さい。
大崎市社協HP https://www.osaki-shakyo.com/
白石市社協
・10月14日に「白石市災害ボランティアセンター」を開設しております。現在も市内の被害状況は調査中であり,ボランティアの募集は,現在挙がっているボランティア要請が終了するまでとしております。詳細については,白石市社協ホームページも併せてご確認下さい。
白石市社協HP http://shiroishi-shakyo.jp/
涌谷町社協
・10月15日に「涌谷町災害ボランティアセンター」を設置しております。現在涌谷町社協では,台風19号による事務所への浸水被害により,電話等による連絡が困難な状況ですので御了承ください。詳細については,涌谷町社協ホームページも併せてご確認下さい。
涌谷町社協HP http://www.wakuya-sfk.net/blog/1368
他市町村社協
・宮城県内で特に被害の大きかった,角田市,大郷町,大和町,柴田町,丸森町では,現時点で災害ボランティアセンターの設置は未定です。被害状況の調査を通じて,今後の方針について検討を進めております。
・大郷町,丸森町については,現在も多くの箇所で通行止めや断水の他,浸水,冠水区域があります。
各社協の詳細については,下記ホームページも併せてご確認下さい。
角田市社協HP http://kakuda-shakyo.net/
大郷町社協HP http://oosato-syakyo.or.jp/
大和町社協HP http://www.taiwa-shakyo.or.jp/
柴田町社協HP http://www.s-shakyo.jp/
丸森町HP http://www.town.marumori.miyagi.jp/
丸森町社協HP http://www.town.marumori.miyagi.jp/syakyo/hp/index.html
・その他,県内では現時点で災害ボランティアセンターを設置する状況にはなっていません。今後状況が変化することがありますので、その際には本情報で随時ご案内します。
ボランティア活動保険
ボランティア活動保険は自宅と活動場所の往復途上も補償されます。災害ボランティア活動を希望される方は、被災地では混乱も想定されますので,自宅最寄りの社会福祉協議会で加入してください。
宮城県社協の動き
現在宮城県社協では,各市町村社協と連絡を取りながら,被害の状況,市町村社協の状況について情報収集を行っています。また,宮城県内へ県社協職員を派遣し,現地の情報を確認・収集しています。
8月27日からの大雨について(長崎県,佐賀県,福岡県)(第3報)
8月27日から九州北部地域を中心に局地的に大雨となり、28日朝には、福岡県、佐賀県、長崎県に大雨特別警報が発表されました。九州3県を中心に死者3名の人的被害、及び2,000棟以上の家屋被害が生じています。(9月1日10時現在 内閣府発表)
なお、佐賀県内の家屋被害は現在も調査中の所が多く、現時点で1,400棟以上の被害が報告されています。(9月1日7時30分現在 佐賀県発表)
今後も情報が入り次第,必要に応じてこちらのホームページでお知らせいたします。
詳細については,各社会福祉協議会ホームページも併せてご確認下さい。
災害ボランティア募集状況
現時点での災害ボランティア募集状況(福岡県、佐賀県)は、こちら をご覧ください。
ボランティア活動者数
~これまでに延べ1,500人を超えるボランティアが活動~
9月1日(日)までに、延べ1,522人のボランティアが活動しています。(9月1日現在)
※これまで各地域で活動したボランティア者数は、以下のファイルを参照ください。
ボランティア活動者への高速道路無料措置(佐賀県での活動が対象)
今回の災害では、道路整備特別措置法にもとづく佐賀県知事からの要請を受けて、各高速道路会社がボランティア活動に使用する車両に対し高速道路の無料措置を行っています。
詳細は こちら をご覧ください
支援金「災害ボラサポ・8月九州豪雨」への寄付を受付中(中央共同募金会)
中央共同募金会では、被災者への支援活動を行うNPOやボランティア団体を応援する「8月九州豪雨災害に伴うボランティア・NPO活動サポート募金(災害ボラサポ・8月九州豪雨)」への寄付を受け付けています。クレジットカードからの寄付も可能です。
ボランティア保険について
ボランティア活動保険は自宅と活動場所の往復途上も補償されます。災害ボランティア活動を希望される方は、被災地では混乱も想定されますので、極力、ご自宅最寄りの社会福祉協議会で加入してください。
福岡県社協、佐賀県社協の動き
福岡県社協、佐賀県社協では、発災時から職員を被災地に派遣し、市町村社協と情報共有・支援調整を進めています。また、現在は災害ボランティアセンターに職員を派遣しています。
全社協の動き
全社協では、28日(水)に「豪雨災害福祉対策本部」を設置し、各県社協と連絡を取りながら、被害や市町村社協の状況について情報収集を行っています。
30日(金)から、全国ボランティア・市民活動振興センター職員1名を被災地に派遣し、情報収集・支援調整を進めています。
また、JVOAD(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)、支援P(災害ボランティア活動支援プロジェクト会議)と連携し、情報共有・支援に向けた調整を行っています。